千里山西3の宅地造成開発問題

吹田市千里山西3丁目の(株)ライブエステート社による14区画(Live-Garden千里山西)造成開発工事

(開発工事の諸問題~工事車両ルート問題編~)

▲千里山西3・ライブエステートによる宅地造成開発工事の諸問題~工事車両ルート問題編~

2018年4月12日、千里山西3の山頂付近(開発面積 2,791.39㎡)の「解体工事協力のお願い」と「開発概要(土地利用計画図)」が、(株)ライブエステートより近隣宅に突然配布され、住民が造成開発工事について初めて知る事となりました。近隣住民や自治会に事前の連絡・調整が全くなく、解体工事は5月中旬開始と記載されています。

吹田市役所によると、2月14日に開発審査室にライブエステートより開発許可申請され、既に「解体工事」は届出承認済(地域環境課)でした。

実質の大規模開発かつ、4m未満の狭小道路に数年間トラック数千台規模(しかも通学路)にもかかわらず、地元・学校への事前連絡・調整が一切なく、一か月後の工事着工通知に困惑しています。


工事期間中(解体→造成→販売→建物工事)、大型車両・重機・関係車両など「今後2~3年に数千台の工事関係車両の通行」が予想され、建物解体ガラ搬出だけで、4トントラック700台(延べ1,400台)の業者見積もりとなっています。

造成開発現場は千里山山頂の高低差13mの傾斜地ゆえ、大量の土砂搬出(造成時)にて、数千台の工事関係車両が見込まれます。その後も、販売 → 建物新築工事、と工事関係車両は更に増加します。現地は、幅4m未満の狭小道路であり、現場への工事車両ルートも車のすれ違いのできない狭小道路で、しかも通学路です。


南200mには千里第三小学校、吹田市立第一中学校も位置し、児童・生徒の通学路が工事車両ルートとなっていることより、工事関係車両の通行時間、車両誘導員の配置、車両通行トラブルなど、児童・生徒の安全確保について小学校、中学校、こども会は特に懸念しています。

また、高齢者介護施設「吹田市立千里山西デイサービスセンター」もあり、要介護高齢者の車両送迎時の停車(通常、乗降に5~10分かかり、行き帰り2回の停車が必要)が工事車両ルート上にあり、懸念しています。

このように工事車両ルート問題だけでも影響は多岐にわたり、近隣住民や自治会、地元学校に事前の連絡・調整が全くなく、住民不在で既成事実化している現状に困惑・不安を感じています。


地元自治会として、4月19日、吹田市長宛に『要望書(千三地区連合自治会名義)』を提出。「真摯ある説明会開催、及び、慎重かつ考慮ある開発許可」を要望しています。

再度、4月27日、吹田市長宛に 1,087名の署名と合わせ『要望書(千里山緑ヶ丘自治会、千里山西3・4丁目自治会、千里山緑ヶ丘子ども会、吹田市立第一中学校、吹田市立千里第三小学校 の5団体連名)』を提出。


結果、5月12日「第一回解体説明会」が開かれ100名以上出席しましたが、拡声器もなく明確な説明もなく、「現在、ライブエステート社とトラブルになっている住民の出現・発言」や、「子供の通学路や高齢者に対する配慮が感じられない発言」など、説明会としては不十分なものとなりました。


また実際に工事が進むにつれ、強引かつ無謀な計画、ずさんな工事による地盤崩れの発生(未解決)、民事介入団体の出現、業者の恫喝による110番通報など相次ぐトラブルの造成工事に近隣住民達は怒っています。


・戸建ての規模ですら、ライブエステートによる地元での「複数の工事トラブル」がある事より、本件、実質の大規模開発行為をコントロールできるのか、近隣住民・自治会が憂慮しています。また、ライブエステート社(下請け仲介不動産販売各社含む)とライブガーデン千里山西の販売先(土地の新買主)との新たなトラブルも懸念しています。









▲千里山西 三本松の造成宅地開発の経緯

2017年11月30日 千里山西3丁目19番付近の宅地造成計画図(T.C.プランニング)

2018年2月14日 吹田市役所 開発審査室に「開発許可」の申請(ライブエステート)

2018年4月12~13日 少数の近隣宅に「解体工事ご協力お願い、開発概要」配布。
         5月中旬工事開始予定と記載。住民・自治会が初めて知る

2018年4月19日 吹田市長に『要望書(千三地区連合自治会)』提出
         「真摯ある説明会開催、慎重な開発許可の判断」を要望。

2018年4月23日 第一回署名開始

2018年4月27日 吹田市長に 1,087名の署名と合わせ『要望書(以下連名)』提出
         千里山緑ヶ丘自治会,千里山西3・4丁目自治会,千里山緑ヶ丘子ども会
         吹田市立第一中学校、吹田市立千里第三小学校の5団体連名

2018年5月12日「第一回解体工事説明会」を千里山会館にて開催
        建物解体だけで4tトラック700台(のべ1400台)通ります 
        アスベストもあります
        ①工事協定書締結、②家屋調査実施までは解体工事着工しない事を約束

        事業主:(株)ライブエステート、設計:T.C.プランニング一級建築士
        施工:枡川光輝(株)、解体:(有)関西クリーン、下請解体:(有)明翔産業

2018年6月12日 予告連絡なく近隣対策業者「ヘイセイエステート大阪本社」が突然介入
        近隣交渉の委任を受けた事業主の交渉代理人と一方的に名乗る。
        7/3ライブエステートに代理人を交渉先として認めない旨の書面送付。









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